地域資料新着図書案内<2026年8月>

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令和8年5月26日から令和8年6月25日までに川崎市立図書館で収集した地域資料の中から、特徴のある資料をご紹介します。

※地域資料については図書館内での閲覧のみのご利用をお願いしています
(貸出用があるものは、タイトルの頭に★がついています)。

川崎市域及び近隣の地域に関する資料(地図や写真などを含む)を、幅広く収集・保存に努めています。
お手元に川崎関係の資料をお持ちでしたら、ぜひ図書館へ情報をお寄せください。

★『橘樹官衙遺跡群 古代武蔵国に築かれた政治・文化拠点 神奈川県川崎市』
橘樹官衙遺跡群 古代武蔵国に築かれた政治・文化拠点 神奈川県川崎市 栗田一生/著 同成社/発行
2026年 K212.1タチ
本書は、武蔵国橘樹郡、現在の川崎市高津区周辺に築かれた古代の政治・文化拠点を、発掘調査の成果からわかりやすく解説する一冊です。川崎市初の国史跡である橘樹官衙遺跡群について、その成立や施設の変遷、廃絶までの歩みをたどり、古代の地域社会の姿を浮かび上がらせます。身近なまちに残る貴重な遺跡の価値を知り、川崎の歴史をより深く学べる内容となっています。
★『じぶんぐらしの本 1 ひーやんのばあい』
じぶんぐらしの本 1 ひーやんのばあい 下尾直子/著 mashu/絵 じぶんぐらし応援団/企画・制作 石田製本株式会社/発行
2025年 K.369.1ジブ1
高津区にある洗足こども短期大学教授の下尾直子さんが中心となって制作された「障害がある人のひとり暮し」を紹介したLLブック(誰もが楽しめるよう工夫して作られたやさしく読みやすい本)です。第1巻「ひーやんのばあい」では、日中数時間ヘルパーの支援を受けながら、自分らしく地域で暮す姿が描かれています。シリーズは、現在5巻まで発行されています。
★『陸軍登戸研究所』
陸軍登戸研究所 斎藤充功/著 潮書房光人新社/発行
2026年 K395.1リク
現在の多摩区にあった陸軍登戸研究所は、戦前、風船爆弾などの兵器開発や偽札製造、毒物研究などを行い、陸軍の秘密戦・謀略戦を支えていた極秘の組織です。本書は関係者への聞き取りをはじめとした長年にわたる丹念な取材により、歴史の闇に消えた登戸研究所の実態を明らかにしていきます。封印された戦争の裏面にせまる、著者渾身のルポルタージュです。
★『水里 黒川よこみね緑地のいきものと自然』
水里 黒川よこみね緑地のいきものと自然 藤本真紀/編集 水辺のある里山を守る会/発行 
2026年 K462.1ミズ
川崎市麻生区はるひ野にある「黒川よこみね緑地」。その小さな里山には一年を通して様々な生物が生息し、様々な植物が生育しています。春の訪れを知らせる花々、夏には麻生区の花でもあるヤマユリが咲き、多くの昆虫が姿を見せ、紅葉が秋を彩り、冬にはカワセミも姿を見せます。本を開いて、そして現地を訪れたくなる、ノスタルジックな里山の自然を感じさせる一冊です。
★『見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録』
見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録 東えりか/著  集英社/発行
2025年 K916.1アズ
宮前区在住の著者が、原発不明がんと診断された夫の闘病と別れまでの160日を記録したノンフィクションです。診断の難しさや治療の限界、患者と家族の苦悩、在宅緩和ケアの現実を、著者自身の体験と取材をもとに描いています。大切な人の生と死に向き合う姿を通して、医療や人生について深く考えさせられます。