かわさきを知る 川崎市立図書館地域資料新着図書案内 2024年7月号 ウェブギャラリーから 切り絵『中原図書館』藤田正俊 かつての中原図書館です。 自動車文庫の姿もあります 『地域別図書目録 関東Ⅲ 神奈川県』 野口武悟編集 日外アソシエーツ発行 2024年 請求記号K025.0チイ 戦後国内で刊行された地域・郷土資料を膨大なデータベースから抽出、地域ごとに分類した図書目録の神奈川県版。 全国の公立図書館へのアンケートから回答された地域ゆかりの図書・資料も掲載。 これらのなかには、インターネットでは調べられず、地域の図書館でなければ調べられないもの、流通を前提にしていないもの、国立国会図書館に納本されていないものも掲載されている。 『それでも川崎区が好き。~人の営みによってつくられた街 川崎区のガイドブック~』 いいじま著 トレードロップ発行   2023年 請求記号K291.1ソレ 著者は30数年この街に住み、この街で働いている。 川崎市は7つの区で構成されているが、川崎区だけにスポットをあて、いろいろな角度から、ありのままに近い川崎区を伝えている。 1つ1つの構成は短めだが、その歴史や名前の由来などが現在の写真の差し込みによりわかりやすい。 川崎区在住の人でも、知らない情報があるのでは。読後は、本を読み終えたというより、川崎区愛にあふれた著者から話を聞き終えたような感覚。 『持続する郊外 住民主導のアーバニズム』 平本一雄編集 著 川崎新都心街づくり財団監修  青弓社発行 2023年 請求記号K317.1ジゾ この本を手に取り、パラパラと中をめくって思ったこと。 「難しそうな文章だ。最後まで読めるかな?」と。…実際に読んでみても、やっぱり大変でした。 でも、それは当然です。この本はきちんとした調査研究をまとめた本ですから。 麻生区の歴史を語り、開発・発展の経過を論じ、今後更なる少子高齢化にさらされる郊外の都市がどのようにして健康で文化的な街づくりを維持していくのか。 緑の恵み、商業サービス、子育て支援、高齢者の心のケアなど多角的な視点から未来への可能性を示しています。 『2023年度 川崎市内地区社会福祉協議会概要集 かわさき市内の一推し』 川崎市社会福祉協議会編集 発行  2023年 請求記号K369.1カワ 川崎市社会福祉協議会は、市内の行政区ごとに区社会福祉協議会を組織しています。 区域の福祉事業や住民による福祉活動の推進を行い、40の地区社会福祉協議会の支援をしています。 本冊子は平成26年度以来の発行で、地区社協の変遷や概要、実施事業を紹介しています。 新たにイチオシ事業と地区社協からのメッセージが掲載され、より地区社協の活動への理解を深めることができるものとなっています。 『岡上の昔ばなし』 令和5年度 麻生市民館岡上分館市民エンパワーメント研修・2受講者企画 編集 川崎市教育委員会発行 2024年 請求記号K388.1オカ この紙芝居は、麻生市民館岡上分館で2023年秋に開催された研修の受講者の皆さんが、地元の岡上や柿生にまつわる昔話を選び、手分けをして構成や文章、絵を担当し制作されたものです。 地域にまつわる昔話を多くの方に知ってほしい、との思いから図書館にも御寄贈いただきました。 制作の過程を記した冊子もついていますので、苦労した点、工夫した点などにも注目してみてください。 『平瀬川流域のまちづくり』 平瀬川流域まちづくり協議会編集 発行 2023年 請求記号K517.1ヒラ 平瀬川流域まちづくり協議会は、1990年の蔵敷商店会勉強会で、平瀬川を活かしたまちづくりが提言されたことがきっかけに発足しました。 子どもたちへのふる里づくりを合言葉に「さくら祭りと鮎の放流会」「七夕サミット」など様々な活動を継続しています。 協議会発足を契機に、飛森谷戸の自然を守る会や水沢森人の会など、平瀬川流域を拠点とする団体も誕生しました。 この冊子は、「子どもたちが誇りを持って語ることができるふる里づくりを継続していきたい」と、これまでの会報誌や掲載された新聞記事などを織り交ぜ30余年の活動をまとめたものです。 『新スポーツスーパースター伝-夢への扉を開け!-5』 ベースボール・マガジン社著 発行 2023年 請求記号K780.1シン 川崎市を拠点とする富士通レッドウエーブに所属し、2021年東京オリンピックで歴代最多の18アシストの記録を出した町田瑠唯選手について、子ども向けに理解しやすい言葉で記された本です。 北海道での幼少期の様子から学生時代のバスケットボールに対する情熱、世界に舞台を広げた現在に至るまでの成長過程を、秘蔵写真とともに紹介しています。 『かわさきいろいろ5・7・5[2024]』 川崎市総務企画局シティプロモーション推進室編集  ナカオテッペイ イラスト 2024年 請求記号K911.1カワ 2023年7~8月に、「次の100周年に向けて」をテーマとし川崎市の魅力を5・7・5の言葉で詠んだ作品を募集。 6,000点を超える作品の中から8点を選考、カラフルなイラストとともに、川崎愛に溢れた絵本ができあがりました。 「かわさきってそうだよね」と思わず共感したくなる作品、情景が浮かぶような作品、いろいろです。 イラストは川崎市在住のナカオテッペイ氏。著名人らの作品を集めた第一弾に続く第二弾です ここに紹介した資料は、2023年12月~2024年4月の間に、中原図書館で受入れした資料の一部です。 その他の新着資料については、下記の地域資料新着図書案内ページにてご覧いただけます。 川崎市立図書館地域資料新着図書案内ページ https://www.library.city.kawasaki.jp/contents?1&pid=15186 川崎市立図書館地域資料新着図書案内 2024年7月1日(図書館だより64号同時発行) 編集・発行川崎市立図書館地域資料担当者会議 郵便211-0063川崎市中原区小杉町3-1301 電話044-722-4932(中原図書館)