かわさき図書館だより 第52号 令和2年7月1日発行 図書館ホームページ https://www.library.city.kawasaki.jp/index.html 7月1日から、閲覧席の利用、新聞・新刊雑誌の閲覧ができるようになりました! 川崎市立図書館では、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の解除以降、図書館サービスを段階的に再開してきましたが、7月1日(水)から閲覧席やベンチ等をご利用いただけるようになるほか、新聞や新刊雑誌についても館内で自由にご覧いただけるようになりました。 また、利用者用インターネット端末についても、従来どおりご利用いただけるようになりました。 なお、感染症対策として、閲覧席やベンチ等の座席数については、 一定の間隔を空けてご利用いただくため、通常の半数程度としていますので、ご理解ご協力くださいますようお願いいたします。 詳しくは、ご利用の図書館までご確認ください。    この他、中原図書館のインターネット端末についても、閲覧席等と 同様に間隔を空けてご利用いただくため、通常の半数程度になります。 図書館からのお願い 皆様が気持ちよくご利用いただけるよう、長時間の利用は避け、マスクの着用等、他の方々へのご配慮をお願いいたします。 新型コロナウィルス感染症に関する図書館の対応について 3月2日 図書館サービスの 一部制限を開始 4月11日 緊急事態宣言を受けて、臨時休館へ 5月27日 予約貸出等の図書館サービスを再開 6月10日 本棚から自由に本を選べるように 7月1日 閲覧席の利用 新聞雑誌の閲覧 再開 図書館が『福袋』を配った!? 大好評でした! サービス再開後、図書館では展示等の企画も徐々に再開しています。 多摩図書館では、図書館員がおすすめする本を3冊選び、タイトルが見えないように袋に入れた「本の福袋」の貸出や、アマビエのしおりやぬり絵の配布を行い、ご好評をいただきました。 今後も図書館では、皆様に楽しんでいただけるように様々な企画を考えていきます! 4コマまんがつばきちゃん! としょかんに来るときは… こんにちは!わたしはつばきちゃんです わが名はアマビエじゃ ボクはアマエビじゃ コロナウイルスから皆を守るために、はるばるやって来たのじゃ じゃ〜 図書館へようこそ!ところでアマビエさん、館内ではマスクをしてくださいね。 … 手洗いや人との距離(原則2m最低1m空けて)も気をつけてくださいね! 第41回We Love! KAWASAKI 川崎市の臨海部に展開する京浜工業地帯。 多数の工場が密集するこの地域では、夜を迎えると様々なプラントに明かりが灯り、多くの人を魅了する景色は、「工場夜景」として注目を集めています。 今回は、そんな工場夜景をテーマにした本をご紹介します。 また、川崎市では、夜景観賞と共に臨海部の散策やグルメを楽しむためのコースのご案内などもしています! 川崎市交通局「遊んで食べて川崎工場夜景観賞!」のURL  http://www.city.kawasaki.jp/820/page/0000110742.html 『 観光不毛の地からの逆転劇 ―川崎工場夜景のヒミツ 』 亀山安之/著  文芸社  2017 「観光不毛の地」だった川崎市。 これまでは公害問題などマイナスイメージを持たれていた「工場」をどのように観光資源へと変えたのか。 著者の8年にわたる奮闘記です。 『 工場夜景 Night Factory 』  工場ナイトクルーズ/編  二見書房  2015 「工場夜景・美の祭典」フォトコンテスト入選作を中心にした写真集+ガイドブック。 美しい写真とともにマップ&鑑賞ポイントを紹介。 『 ゼロから学ぶ 工場夜景写真術 』  岩ア拓哉/著  アスペクト  2016 「自分も工場夜景を撮ってみたい」と思ったあなたへおすすめ。 工場夜景の撮り方を、基本から応用テクニックまで徹底的に教えてくれます。 『 行ける工場夜景写真集 』  BACON/監修  KADOKAWA  2019 工場夜景専門の本格写真家からSNSで人気を集める写真作家まで、見て癒される工場夜景作品が勢ぞろい。 SF映画のセットやCGではないかと目を疑う美しい写真集です。 おめでとうございます 麻生区で活動する「虹の会」が、文部科学大臣表彰を受賞! 川崎市麻生区で活動している「虹の会」が、「子供の読書活動優秀実践団体」として文部科学大臣表彰を受賞されました。 「虹の会」は、今は亡き渋谷益左右・たけ夫妻が絵本や児童書など約1万冊を揃え、1976(昭和51)年の開館から2012(平成24)年の閉館まで35年間余の長きに渡り地域で愛された「私設ゆりがおか児童図書館」で活躍したボランティアグループ「ゆりの子会」の有志により結成されました。 その名称は、「私設ゆりがおか児童図書館」の閉館という悲しい雨が上がった後にかかる虹をイメージしたことに由来しています。 2015(平成27)年には、麻生区内にある「白山愛児園」の地域交流スペースで、「歴史をつなぎ、子どもと本をつなぎ、人と人をつなぐ図書館」をコンセプトに「白山子ども図書館 ほんの森」を開館されています。 「ほんの森」では、本の貸出やおはなし会のほか、工作、人形劇、カルタ会、科学の会、講演会、手作り会などの多彩な催しを開催しながら、本を介して乳幼児からシニアまで幅広い年代の人々がゆったり過ごせる場を提供するとともに、幅広く子育て支援活動に取り組まれています。 今後も、子どもたちがたくさんの本に出会うきっかけづくりをし、皆の心のオアシスとなるような図書館活動を続けていかれることでしょう。 編集・発行  川崎市立中原図書館 〒211-0063  川崎市中原区小杉町3-1301  TEL 044-722-4932 川崎図書館 200-7011 幸図書館 541-3915 高津図書館 822-2413 宮前図書館 888-3918 多摩図書館 935-3400 麻生図書館 951-1305 大師分館 266-3550 田島分館 333-9120 日吉分館 587-1491 橘分館 788-1531 柿生分館 986-6470  菅閲覧所 946-3271