読書のまち・かわさき通信 2024年4月 発行 川崎市教育委員会 No.102 令和6年度も、「読書のまち・かわさき」の取組への ご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。 「読書のまち・かわさき」とは・・・ 平成16年4月に「読書のまち・かわさき」子ども読書活動推進計画が策定され、 川崎の読書活動推進のために継続的な事業を展開してきました。 今年度も川崎の子どもたちの読書環境向上に向けて様々な活動を行っていきたいと考えています。 2024年度 主な事業内容について  ★全市図書ボランティア研修会(講師をお呼びしての講演会を予定) 7月2日(火)中原市民館 1月7日(火)中原市民館    ・図書ボランティアを志す読書に関心のある市民も参加できます。 ★かわさき読書週間  10月27日(日)〜11月9日(土)   ・各学校での読書活動の推進    ☆ボランティアや図書委員会児童生徒による読み聞かせや全校一斉読書、また読書集会など、 学校の特色を生かした取組をします。    ☆市内児童生徒を対象に、読書活動作品(読書標語、本の紹介文、ポスター)を募集します。   ・各区公共図書館での読書イベントの開催(読み聞かせ・おはなし会等)   ・読書週間ポスター・チラシ配布  ★かわさき読書の日のつどい  11月3日(日)中原市民館 ・読書活動作品の優秀賞受賞者および読書活動優秀団体の表彰。 ・児童生徒読書活動作品展示などを行います。  ★「川崎フロンターレと本を読もう!」事業  ★子ども読書カレンダー配付など・・・ 他にもたくさんの事業を計画しています。 4月23日〜5月12日は『こどもの読書週間』 4月23日は『子ども読書の日』です 4月23日は「子ども読書の日」と定められ、この日には文部科学省がフォーラムを開催し、 読書活動優秀実践の学校・図書館・団体を表彰しています。  また、子どもたちにもっと本を読む場所をとの願いから、「こどもの読書週間」は1959年 に誕生しました。開始当時より、図書館・書店・学校を中心に、子どもたちに本を手渡すさまざ まな行事が行われています。  幼少のときから書物に親しみ、読書の喜びや楽しみを知り、ものごとを正しく判断する力をつ けておくことが、子どもたちにとってどんなに大切なことか……。子どもに読書を勧めるだけで なく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考えるとき、それが「こどもの読書週間」です。  2024年「こどもの読書週間」の標語は、「ひらいてワクワク めくってドキドキ」です。 「こどもの読書週間」に新たな本の世界をひらいてみてはいかがでしょうか。 家読(うちどく)で家族のコミュニケーションを深めましょう。  みなさん「家読(うちどく)」という言葉をご存知ですか。「家読(うちどく)」は「家庭読書」 の略語で「家族ふれあい読書」を意味し、「読書を通して家族のコミュニケーションを深める」 ことを目的にした読書運動です。  「家族で同じ本を読む」、「読んだ本の感想を伝え合う」、「読み聞かせをする」などの活動を 通して、家族でコミュニケーションを深めたり、読書週間を身につけたりすることにつながります。  各家庭で「親子読書の日」を設定するなど「家読(うちどく)」で家族のコミュニケーションを深め ませんか? 4月は「こどもの読書月間」 ☆4月 2日 国際子どもの本の日  ミュンヘン国際児童図書館創設者で、第1回国際アンデルセン賞名誉賞受賞であるイエラ・レップマン が、世界中が、子どもの本を通して国際理解を深めるために、アンデルセンの誕生日である4月2日を 「国際子どもの本の日」と定めました。   新しい教科書が児童生徒の手に渡り、教科書に対する関心が高まる4月の「4(よい) 月 10(としょ) 日」 (良い図書)を教科書の日とし、教科書を大切に扱うことなどを呼びかけています。  ☆4月30日 図書館記念日   日本図書館協会は、今日の図書館発展の基盤となった図書館法公布の日を記念して、4月30日を 「図書館記念日」と定めました。