2023年4月 発行 川崎市教育委員会  No.98 令和5年度も、「読書のまち・かわさき」の取組へのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。 「読書のまち・かわさき」とは・・・ 平成16年4月に「読書のまち・かわさき」子ども読書活動推進計画が策定され、川崎の読書活動推進のために継続的な事業を展開してきました。今年度も川崎の子どもたちの読書環境向上に向けて様々な活動を行っていきたいと考えています。 2023年度 主な事業内容について ★全市図書ボランティア研修会 (講師をお呼びしての講演会を予定) 7月4日(火)総合教育センター 1月9日(火)中原市民館 ・図書ボランティアを志す読書に関心のある市民も参加できます。 ★かわさき読書週間 10月29日(日)〜11月11日(土) ・各学校での読書活動の推進 ☆ボランティアや図書委員会児童生徒による読み聞かせや全校一斉読書、また読書集会など、学校の特色を生かした取組をします。 ☆市内児童生徒を対象に、読書活動作品(読書標語、本の紹介文、ポスター)を募集します。 ・各区公共図書館での読書イベントの開催(読み聞かせ・おはなし会等) ・読書週間ポスター・チラシ配布 ★かわさき読書の日のつどい 11月5日(日)中原市民館 ・読書活動作品の優秀賞受賞者および読書活動優秀団体の表彰。 ・児童生徒読書活動作品展示などを行います。 ★「川崎フロンターレと本を読もう!」事業 ★子ども読書カレンダー配付など・・・ 他にもたくさんの事業を計画しています。 4月23日〜5月12日は『こどもの読書週間』 4月23日は『子ども読書の日』です 子どもたちにもっと本を、子どもたちにもっと本を読む場所をとの願いから、「こどもの読書週間」は1959年に誕生しました。第1回のこどもの読書週間では、ポスターではなくしおりを作成し、東京都内の書店やデパートで配布したと記録されています。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日から14日)でしたが、子どもの読書への関心の高まりを受け、「子ども読書年」である2000年より現在の4月23日から 5月12日の3週間となりました。ちなみに「こどもの読書週間」の「こども」がなぜ「子ども」ではないのかというと、「こどもの日」に名称をあわせたからだそうです。 2023年「こどもの読書週間」の標語は「ひらいてとじた笑顔がふえた」です。 「こどもの読書週間」に新たな本の世界をひらいてみてはいかがでしょうか。 できることから始めよう「Le’ts家読(うちどく)」 みなさん「家読(うちどく)」という言葉をご存知ですか。「家読(うちどく)」は「家庭読書」の略語で「家族ふれあい読書」を意味し、読書を通して家族のコミュニケーションを図ることで「家族の絆」を深めることを目的とした提案型読書運動です。 「家読(うちどく)」に難しいきまりはなく、家族と本を楽しめればOKです。 例えば、家族で同じ本を読んでみたり、読んだ本の感想をみんなで話し合ってみたり、家族で話し合って「家読(うちどく)の日」を決めてみてもいいかもしれません。 できることから「Let’s 家読(うちどく)」してみませんか? 4月は「こどもの読書月間」 ☆4月2日 国際子どもの本の日 1967年に制定され、この日はアンデルセンの誕生日です。加盟各国が順番にポスターとメッセージを製作し、世界中に子どもの本の充実と普及を呼びかけています。 ☆4月10日 教科書の日 子どもたちにとって身近な書物である教科書への理解を深めるきっかけにと2010年に制定。 ☆4月23日 子ども読書の日 2001年に「こどもの読書週間」の始まりの日を「子ども読書の日」として制定されました。 この日は花と本を贈りあうスペイン・カタルーニャ地方のお祭り「サン・ジョルディの日」であり、シェイクスピアとセルバンテスの命日であることから、「世界本の日」にも定められています。