上田忠一郎(川崎ゆかりの人物)
上田忠一郎(うえだ ちゅういちろう)
『神奈川縣會史 第一巻』より転載
生没年
1848(嘉永元)年ー1914(大正3)年
プロフィール
溝の口村(現在の高津区)醤油醸造業稲毛屋の次男に生まれ、1879(明治12)年県会議員となる。1881(明治14)年自由党に入党。溝ノ口を中心に展開した橘樹郡自由民権運動の指導者で、多くの在村民権家を育てた。甥の正次による『上田正次日記』に、その活躍ぶりが記されている。
墓所は高津区溝口の宗隆寺にある。
主な参考文献・ 著作等
- 近代川崎人物伝 川崎の礎を築いた偉人たち(川崎市市民ミュージアム/編集・発行 2014年)
- 上田正次日記 神奈川県史編集資料集第1集(神奈川縣企画調査部県史編集室/編集・発行 1971年)
- 神奈川の夜明け 自由民権と近代化への道 第2版(小林孝雄/著 多摩川新聞社/発行 1994年)
(掲載日:2024年3月21日)