福田正造(川崎ゆかりの人物)
福田正造(ふくだ まさぞう)
『川崎市立田島小学校創立八十周年記念誌』より転載
生没年
1893(明治26)年ー1955(昭和30)年
プロフィール
足柄上郡山田村(現在の神奈川県松田町)の生まれ。神奈川県師範学校を卒業して、都筑・橘樹郡(現在の横浜市・川崎市)下の小学校を歴任。従来の注入式教育を批判し、自主自発の教育を唱導していたが、1924(大正13)年田島小学校の首席訓導になってから、山崎博校長とともに体験教育を推進し、田島体験学校の名を知らしめた。のち市内各小学校校長を歴任して、市教育研究所の初代所長に就任した。
主な参考文献・ 著作等
- 再考ー田島体験学校 大正末期~昭和初期新教育運動の検証(田沼茂紀/著 川崎教育文化研究所/発行 2002年)
- 神奈川縣名鑑(小林忠平/著 横浜貿易新報社/発行 1935年)
(掲載日:2024年4月14日)