鈴木三郎助(川崎ゆかりの人物)

鈴木三郎助(すずき さぶろうすけ)

鈴木三郎助

出典: 国立国会図書館「 近代日本人の肖像」
( https: //www.ndl.go.jp/portrait/外部リンク)

生没年

1868(慶応3)年ー1931(昭和6)年

プロフィール

三浦郡堀之内村(現在の神奈川県葉山町)の米穀酒類商の長男に生まれる。池田菊苗発明のグルタミン酸塩を成分とする新調味料(味の素)の製造を手掛け、鈴木製薬所を創立した。工場を逗子から川崎に移し、1917(大正6)年鈴木商店を設立して、のちの味の素株式会社の基礎を築いた。東信電気会社創設など電気事業にも進出する。
墓所は神奈川県葉山町の光徳寺にある。
また、味の素の川崎事業所のある川崎区「鈴木町」は、三郎助にちなんで町名変更し、京急大師線の駅名も1944(昭和19)年に「味の素前駅」から「鈴木町駅」に変更した。

主な参考文献・ 著作等

(掲載日:2024年5月28日)