日比谷平左衛門(川崎ゆかりの人物)
日比谷平左衛門(ひびや へいざえもん)
『財界物故傑物伝 下巻』
(国立国会図書館デジタルコレクション)より転載
生没年
1848(弘化5)年ー1921(大正10)年
プロフィール
越後国(現在の新潟県)大島家の三男で、養子に入る。江戸へ出て綿糸商松本屋に奉公の後、独立して綿糸商を開業した。1896(明治29)年東京瓦斯紡績会杜を創立。1906(明治39)年関連会社の合併を進めて富士瓦斯紡績会社とした。川崎町(現在の川崎区)の工業招致に応じて工場敷地の買収にあたり、1915(大正4)年同社の川崎工場を操業した。のち綿業専門の金融機関・日比谷銀行も設立した。
主な参考文献・ 著作等
- 20世紀日本人名事典 そ~わ(日外アソシエーツ/編集・発行 2004年)
- 日本近現代人名辞典(吉川弘文館/発行 2001年)
(掲載日:2024年9月20日)