地域資料新着図書案内<2024年11月>

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令和6年8月26日から9月25日までに川崎市立図書館で収集した地域資料の中から、特徴のある資料をご紹介します。

※地域資料については図書館内での閲覧のみのご利用をお願いしています
(貸出用があるものは、タイトルの頭に★がついています)。
川崎市域及び近隣の地域に関する資料(地図や写真などを含む)を、幅広く収集・保存に努めています。
お手元に川崎関係の資料をお持ちでしたら、ぜひ図書館へ情報をお寄せください。

★『拓こう平和への道 戦争を見つめ直して』
拓こう平和への道 戦争を見つめ直して 島利夫(第51代川崎中ロータリークラブ会長)/編集
川崎中ロータリークラブ/[編]・発行
 2023年 K065.1ヒラ
本書は、「奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。」を目指して活動している川崎中ロータリークラブが、南塚信吾千葉大学・法政大学名誉教授の「世界史の中の日本」の講話と会員の随想を製本したものです。戦争の悲惨さを学び、平和について今一度考えるきっかけとなる資料となっております。
★『中野島のこんなこと知っていますか』
中野島のこんなこと知ってますか 田村弘志/著・発行
 2024年 K291.1ナカ
本書は、元川崎市多摩区社会福祉協議会会長の田村弘志氏が多摩地区社協広報誌「なかのしま」に連載した記事を1冊にまとめた書籍です。著者が生まれ育った多摩区中野島の名前の由来、二ケ領用水とのつながり、戦時中と戦後の中野島、四季折々の年中行事、産業の発展の歩みにも焦点をあてて、ふるさとの歩みを私たちに伝えています。親しみやすい文章と著者が所蔵する鮮明な写真の数々が、当時の様子を活き活きと表現しています。大人には懐かしく、あるいは新鮮に、子どもにも興味深く読める内容です。地域の学習や自由研究などにも役立つ魅力溢れる地域資料です。
『「ぶらり」地元産業 地元めし ミツトヨ測定博物館編』
「ぶらり」地元産業 地元めし ミツトヨ測定博物館編 ミツトヨ測定博物館/編 ノクチ基地/制作
川崎産業観光振興協議会/発行
2024年 K291.1ブラ
本書では、高津区溝口にあるミツトヨ測定博物館と、そこで働く人たちがおすすめする周辺の地元めしについて紹介しています。ミツトヨ測定博物館は世界有数の精密測定機器の総合メーカーであるミツトヨのあゆみを知る「沼田記念館」と測定機器が展示された「測定機器館」で構成されています。地元グルメや博物館(要予約)に足を運んでみてはいかがでしょうか。
★『川崎の研究 産業・労働・くらしの諸相 専修大学社会科学研究所社会科学研究叢書26』
川崎の研究 産業・労働・くらしの諸相 専修大学社会科学研究所 社会科学研究叢書26 小池隆生・兵頭淳史/編 専修大学出版局/発行
2024年 K302.1カワ
川崎市多摩区生田にキャンパスを構える専修大学の、社会科学研究所の研究成果をまとめた書籍です。同叢書では第12巻でも川崎市に関する研究報告を取り上げており、本書はその第2弾と位置付けられています。川崎市における産業の変遷、労働運動史、市民のくらし等の切り口で各々の分野の専門家が論じており、「身近な地域の現状」が「学問」の目で見るとどうなるか、を学ぶことができます。
★『川崎市子ども夢パークって?』
川崎市子ども夢パークって? 川崎市子ども夢パーク/[編]・発行
2024年 K369.1カワ
「川崎市子ども夢パーク」は、「子どもが自由な発想で遊び、学び、創作し続ける居場所」として、2003年7月に開園した子どものための施設です。表紙をめくると、プレーパークで遊ぶ子どもたちの無邪気な姿が目に飛び込んできます。子どもたちにとって安心して過ごせる場所として機能していることがわかります。更に夢パークの施設紹介、基本理念、利用方法、独自のミニイベントの紹介、開園してからの歩みなどが詳細に掲載されています。子育て世代にぜひ、おすすめしたい一冊です。
★『防災まちづくり事例集 わたしたちのまちの防災活動』
防災まちづくり事例集 わたしたちのまちの防災活動 川崎市まちづくり局市街地整備部防災まちづくり推進課/[編] 川崎市/発行
2024年 K369.1ボウ
地域の防災力の向上を目的に、防災まちづくり推進地区の町内会等の皆さんと行った活動を掲載。「地域や一人ひとりが備える」「地域の課題や資源を確認する」「ご近所どうしで助け合える関係性づくり」「地域の中で連携する」の4つのテーマ別に事例を紹介しています。取組を実施するための指標や、事例の具体的な実施方法が写真とともに記載されており、地域での防災活動にすぐに役立つ冊子となっています。