地域資料新着図書案内<2025年7月>
令和7年4月26日から令和7年5月25日までに川崎市立図書館で収集した地域資料の中から、特徴のある資料をご紹介します。
※地域資料については図書館内での閲覧のみのご利用をお願いしています
(貸出用があるものは、タイトルの頭に★がついています)。
川崎市域及び近隣の地域に関する資料(地図や写真などを含む)を、幅広く収集・保存に努めています。
お手元に川崎関係の資料をお持ちでしたら、ぜひ図書館へ情報をお寄せください。
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北条氏研究会/編集 勉誠社/発行 |
2025年 K212.1ムサ | |
現在の東京都、川崎市及び横浜市の一部にあたる「南武蔵」地域を取り上げ、平安時代末から南北朝時代にかけてこの地域で活躍した武士たちや関連する古戦場跡、城館跡、神社仏閣、石造物などを紹介しています。川崎市域では枡形城や小沢城、稲毛氏などが取り上げられています。巻末の年表や史跡一覧、索引等も充実しており、読み物としてだけでなく、調べもの用としても充実した1冊です。 |
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川崎市総務企画局シティプロモーション推進室/[編]・発行 |
2025年 K351.1カワ25 | |
本広報誌では、川崎の人・文化・場所など川崎のまちを彩る多彩な魅力や川崎市の基礎データなどを紹介しています。今年度の冊子のテーマは「みんなで紡ぐ、川崎の一日。」地域で活躍する方々の活動への思いや情熱、食や自然、イベントなどを含め川崎市の魅力について、一日の流れに沿って紹介しています。たくさんの人やモノ、コトで、川崎の一日が紡がれていることを感じていただける1冊です。 |
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諸河久/写真 北沢剛司/解説 フォト・パブリッシング/発行 |
2024年 K686.0セン | |
本書は、諸河久氏の1960~2000年代の写真を中心に、川崎市内を走る京浜急行電鉄の変遷を鮮やかに映し出しています。特に、京急川崎駅周辺や大師線沿線の風景は、都市の発展とともに変わりゆく様子を伝えており、市民にとって懐かしさと誇りを感じさせます。また、巻末には1960年代のモノクロ写真も収録され、川崎の鉄道文化の歴史を振り返ることができます。 |
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J.Wally Higgins/写真 安藤功/解説 アルファベータブックス/発行 |
2025年 K686.1ヒギ | |
アメリカ人のヒギンズさんが1956(昭和31)年に来日以降、全国の鉄道を撮った写真集シリーズの関東地方の私鉄編です。第4章神奈川県では「川崎市交通局」の川崎市電が取り上げられています。川崎市電は1944(昭和19)年に開業し、1969(昭和44)年に廃止になりました。かつて市電が走っていた頃の各駅でのカラー写真には、市電の姿とともに当時の風景や人物が映っており、鉄道ファンのみならず興味深くご覧いただけると思います。 |
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川崎市岡本太郎美術館/編集・発行 |
2025年 K706.1オカ | |
本書は川崎市岡本太郎美術館の展覧会図録です。1970(昭和45)年開催の「日本万国博覧会」(万国博)でテーマ展示プロデューサーを委嘱された岡本太郎は、「太陽の塔」を制作しました。本書では、数々の写真と解説から、彼の原点となった民族学の研究やそれに触発された作品・万国博のテーマに対する挑戦・「太陽の塔」に抱いた思いを辿ることができます。当時の感動と熱気が伝わってくることでしょう。 |