地域資料新着図書案内<2025年3月>
令和6年12月26日から令和7年1月25日までに川崎市立図書館で収集した地域資料の中から、特徴のある資料をご紹介します。
※地域資料については図書館内での閲覧のみのご利用をお願いしています
(貸出用があるものは、タイトルの頭に★がついています)。
川崎市域及び近隣の地域に関する資料(地図や写真などを含む)を、幅広く収集・保存に努めています。
お手元に川崎関係の資料をお持ちでしたら、ぜひ図書館へ情報をお寄せください。
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川崎大師厄除祈願会百周年記念事業実行委員会、神奈川新聞社/編集 川崎大師厄除祈願会/発行 |
2024年 K188.1カワ | |
川崎大師厄除祈願会は、1925(大正14)年に宮川政吉氏、石渡定右衛門氏の両氏によって発足され、2024(令和6)年に創立百周年を迎えました。厄年の有志の方々で厄除祈願会を結成し、大護摩供祈願をしたのが始まりで、以来100年、戦災も乗り越え1度も中止することなく、毎年2月に特別大護摩供が修されています。戦後の大本堂再建、八角五重塔の建立など、様々な事業や行事に尽力してきました。川崎大師厄除祈願会の積み重ねてきた歴史の重みを感じる百年史です。 |
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川崎市危機管理本部危機対策部/企画・発行 |
2025年 K369.1カワ24 | |
本資料は、川崎区の高潮ハザードマップとして、危険度を色分けしており、視覚的に分かりやすい資料となっています。また、日々の備えについて、高潮の発生メカニズムについて、マイタイムラインについて、高潮浸水想定区域図(浸水継続時間)、風水害時の避難行動、情報収集についての6セクションでそれぞれ詳しく説明されています。なお、「幸区・中原区版」も同時に発行していますので、併せて災害の備えとして一度ご覧になってはいかがでしょうか。 |
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川崎市立日本民家園/編集・発行 |
2024年 K382.1ヤマ | |
本書は、川崎市立日本民家園の企画展「山と川の生活史」の解説図録です。かつて、生活を支えるために人々が活用した身近な自然とその中で使われた様々な民具などの写真から、当時の様子が鮮明に伝わってきます。多摩川の渡しや砂利採取に関する記述もあり、自然の「めぐみ」の中で先祖が営んだ生活、彼らの「祈り」や「知恵」に思いを馳せてみませんか。 |
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日本建設業連合会/[編]・発行 |
2024年 K510.1ニツ24 | |
日建連表彰は、日本建設業連合会が主催する賞で、優れた建築物や土木構造物を表彰するものです。本書では第65回BCS賞や第5回土木賞の受賞作品が、施工過程や受賞理由とともに紹介されており、川崎市内の事例としては、「JR横須賀線武蔵小杉駅2面2線化他」や「首都高速道路高速大師橋更新事業」が紹介されています。 |
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小川信夫/著・発行 |
2021年 K775.1ワタ | |
教育の分野では長年、小学校教師を努め、川崎市総合教育センターの初代所長等を歴任され、また、学生時代の劇団立ち上げから始まり、学校劇や市民劇の劇作家として、演劇の世界でも活躍された著者の履歴書といえる作品です。「私の人生は他者による絆の手によって、波濤の大海をここまで航海することが出来た」という著者が、今までの人生を振り返り、その時々の人との交流を綴っています。巻末に市民劇台本『ウルフの涙』も掲載されています。 |
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佐藤啓/著・発行 |
2020年 K783.1ムメ | |
大洋(現DNA)・ロッテよりも以前、完成したばかりの川崎球場をホームグラウンドとした球団があったのをご存じですか?わずか3年で姿を消したその球団は高橋ユニオンズ。本書は、高橋ユニオンズのプロ野球参戦初戦で先発投手を務めた滝良彦氏の野球人生を綴ったものです。また、プロ入り最初の所属球団が毎日オリオンズであったため当時二軍監督だった若林忠志氏(「川崎ゆかりの人物」にて紹介)との逸話などが掲載されていることも興味深いです。 |