濱田庄司(川崎ゆかりの人物)
濱田庄司(はまだ しょうじ)
提供: 濱田庄司記念益子参考館
生没年
1894(明治27)年-1978( 昭和53) 年
プロフィール
昭和期の陶芸家。高津村溝ノ口(現在の川崎市高津区)の生まれ。1920(大正9)年渡英し、ロンドンで個展を開いた。帰国後栃木県益子で陶芸に励み、柳宗悦に共鳴して民芸活動を推進した。柳らとともに設立に尽力した日本民藝館の館長(二代目)も務め、文化勲章を受章し、初の人間国宝となった。
1976(昭和51)年、川崎市文化賞受賞。
墓所は高津区溝口の宗隆寺にある。その蒐集になる世界の民芸品は自作とともに財団法人濱田庄司記念益子参考館に保存陳列されている。
主な参考文献・ 著作等
- 窯にまかせて(濱田庄司/著 日本経済新聞社 1977年)
- 青春轆轤-陶匠濱田庄司-(丸山茂樹/著 里文出版 2007年)
- 浜田庄司-近代日本の陶匠 京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った-(水尾比呂志/編・著 講談社 1992年)
- 陶匠浜田庄司-自分探しの巡礼者-(鈴木穆/著 浜田庄司生誕一〇〇年記念事業実行委員会/編 1995年)
(掲載日:2024 年3月1日)