こどものページ

としょかんをしらべよう!

図書館ってどんなところ?(数字でみる図書館)

それぞれの区にある図書館のことがわかるよ!

図書館の仕事

本が図書館に入って、貸出をくりかえし、役目を終えるまでをたどってみましょう。

1.選定(せんてい)

発売されたばかりの本を、書店がもってきます。その中からひつような本を話し合ってえらびます。

2.受入(うけいれ)

本のぶん類番号(本の住所)などのデータをコンピュータにとうろくします。

3.装備(そうび)

ぶん類番号のラベルをはり、よごれないように1さつずつとうめいなシートをかけます。

4.配架(はいか)

本をたなにならべて、みなさんがかりられるようにします。

5.貸出・よやくなど

図書館は、みなさんのプライバシー(ひみつ)を守ります。

カウンターでの仕事

  • 本の貸出・返す
  • 貸出カードのとうろく
  • 図書館のつかいかた、ほかのそしきのしょうかい
  • よやく・リクエストの受つけ
  • レファレンス・サービス(調べものの相談や、本をしょうかいします。)

6.返却(へんきゃく)

返された本は書たなにもどします。他の図書館の本はじゅん回車(図書館間をむすぶ車)にのせて返します。

7.書庫へ移す(しょこへうつす)

古くなった本や貸出の少ない本は書庫(本のそう庫)に移します

8.修理(しゅうり)

とくべつなテープや道具を使って、よごれたり、やぶけたりした本をなおします。

9.除籍(じょせき)

図書館で使われなくなった本や、修理することができない本はとうろくデータをなくします。

10.リユース

除籍された本は、リユース図書としてみなさんにゆずっています。

図書館ではこんなこともしています。

サポートサービス

図書館に来られない体のふ自由な方に本をゆうびんでおくります。

対面朗読(たいめんろうどく)

目のふ自由な方に、専門のボランティアが本をろうどくします。

おはなし会

絵本の読み聞かせや紙しばいなど、ボランティアといっしょにおこないます。

団体貸出(だんたいかしだし)

調べ学習の本や絵本などを、学校やほいく園などに貸出します。

自動車文庫(じどうしゃぶんこ)

自動車に本をのせて回り、図書館から遠い地区に住んでいる方に、貸出をします。

ほかにも…

  • きせつにあわせた本のてんじをしています。
  • こうえん会などを計画しています。

Q&A~よくある質問(しつもん)をまとめました~

図書館について

質問1 図書館はどうしてあるのですか?

回答1

子どもからお年よりまで、だれでも、いつでも本が読める場所、調べものができる場所としてあります。

質問2 自動貸出機(じどうかしだしき)はどうやって本のデータを読み取っているのですか?

回答2

2013年10月から、自分で本がかりられる「自動貸出機」ができました。図書館の本には、小さいICタグが入っていて、その中に本の番号や、その本が貸出されているのかを見分けるデータが入っています。自動貸出機が弱い電波を出すと、そのICタグが本の番号を答えます。アンテナは、それを読み取ってコンピュータに返します。電車やバスの「SUICA」「PASMO」と同じ仕組みです。

質問3 カードの期限(きげん)はなぜ3年なのですか?

回答3

住所や電話番号がかわって、れんらくが取れなくなる人がいるので、3年ごとに住所や電話番号のかくにんをしています。

質問4 図書館のコンピュータには何が入っているのですか?

回答4

本とりよう者のじょうほうが入っています。
本の題名、本がどこにあるのか、貸出中か、貸出カードをもっている人の住所や電話番号、かりている本などがわかります。(こじんじょうほうを図書館が他の人に教えることはありません)

質問5 図書館が休みの時、しょく員の人は何をしているのですか?

回答5

本の整理やたて物の点検・そうじ・消どくなどをしています。年に一度の蔵書点検(ぞうしょてんけん)では、図書館の本がきちんと本だなにあるか、1さつずつ調べています。

質問6 「おはなし会」では、だれが本をよんでいるのですか?

回答6

しょく員や読み聞かせボランティアのみなさんです。

質問7 図書館はいつがこんでいますか?

回答7

土曜日、日曜日や祝休日の午後3~5時ごろにこむことが多いです。また、夏休みもこんでいます。

質問8 図書館の人はいつお昼ごはんを食べているのですか?

回答8

お昼の時間もカウンターを開けているので、時間をずらして交代でお昼ごはんを食べます。

質問9 図書館でユニバーサルデザイン(だれもが使いやすいように考えられた形)をとりいれているところはありますか?

回答9
たて物のまわり
  • スロープ
    車いすでも通りやすい、ゆるいスロープ
  • 点字ブロック
    目のふ自由な人のための黄色いタイルがあります。たどっていくと自動ドアの前まで行くことができます。
たて物の中
  • エレベーター
    体のふ自由な人や重い荷物をもった人のためにあります。
  • トイレ
    車いすのまま入れる多目的トイレがあります。
図書館の中
  • カウンター
    日本語と英語の表記があり、漢字にはフリガナがふってあります。足元に大きなしるしをつけ、ならぶ場所がわかりやすいようにしています。
  • 利用者用検索機(りようしゃけんさくき)OPAC
    かんたんなタッチパネル式と、くわしいキーボード式がえらべます。さらに、タッチパネル式では、大人向けの表示か、こども向け表示かえらべます。車いすのまま使える利用者用検索機もあります。
  • 自動貸出機(じどうかしだしき)
    2台のうち1台は、こどもや車いすの人が使いやすいように、低いところにあります。
  • 本だな
    大人向けの本だなの間は、車いすが通れる広さがあります。小さい子向けの本は、本をとりやすいよう、低いところにあります。
  • 拡大読書機(かくだいどくしょき)
    本の字を大きくする拡大読書機があります。

本について

質問1 どんなしゅるいの本がありますか?

回答1

絵本、お話の本が多いです。ほかにも勉強に役立つ本や紙しばいなどがあります。

質問2 図書館おすすめの本は何ですか?

回答2

どの本を読もうか、まよったときは図書館の人に相談してください。また、川崎市立図書館のホームページでもたくさんの本をしょうかいしています。

質問3 本にはってあるシールは何ですか?

回答3
  • せラベル(本の背中のシール)、どんなしゅるいの本か、その本が図書館のどこにあるのかがわかります。(本の住所が書いてあるとおぼえてね)
  • 館名シール、どこの図書館の本かわかります。
  • バーコードラベル(資料ID)、コンピュータで調べると、本の題名や大きさ、貸出中かどうかなど本のじょうほうがくわしくわかります。
  • とくべつな場所に、配架する(本をたなにならべる)場合はシールなどでしるしをつけます。